前回は、
ダイエットに必要な3つこと
そして、その中で最も大切なのは食事管理であるということ
さらに、ダイエットになぜトレーニングが必要なのかということを
お話ししました!
今日は、いよいよ食事管理についてお話しします!!
食事管理と聞くと、どのようなイメージがありますか?
『甘いものは食べちゃいけない』
『脂っこいものを食べちゃいけない』
『白ごはんは食べない方がいい』
こんなイメージじゃないですか?
これらは全て、食事管理というよりも食事制限ですね。
食事管理の観点からいうと、
『甘い物を食べるときは、てんさい糖や黒糖を使用しているもの』
『揚げ物や炒め物は、サラダ油じゃなくて米油やオリーブオイル、ココナッツオイル、ごま油で』
『白ごはんよりも玄米や雑穀米、もち麦を。白米に混ぜてもOK』
という感じです。
痩せてキレイになりたい!キレイになって、もっと人生楽しみたい!
と思って痩せたくないですか?
人生楽しみたいと思っているのに、その為に何か制限しないといけないって、なんか、腑に落ちないんですよね、
だから、食事制限をするようなダイエットは続きませんし、制限をやめればリバウンドします。
ということは、人生楽しみたいって思っているのに制限し続けなければならないんです!!
だから、ダイエットで大事なのは食事制限ではなく食事管理です。
食事制限と食事管理の大きな違いは、量ではなく質であるということです。
もちろん、普段からあまりにもたくさん食べているという場合は量の管理も必要です。
しかしここで不思議なのは、大食いの人でも質を見直すだけで必然的に食事量が減っていくということなんです。
ダイエットにおいて、食事の量よりも質を重視する最も大きな理由は、腸内環境を整えることです。
腸内環境が整っていないと、食べたものをうまく消化できず栄養素を効率よく取り込むことができません。
その結果、老廃物が体内に溜まり、血流が悪くなり、筋肉をはじめとした新しい細胞も作られなくなり、脂肪を燃やしてエネルギーを作ることもままならないために太りやすい体になっていきます。
まずは、食事の量を減らすのではなく、腸内環境を整える食事に変えていくことが大切なのです。
しかし、腸内環境を整えるために一時的にファスティング(断食)、いわゆる食事制限をして腸内環境をリセットする方法が功を奏する場合もあります。
ただ、ファスティングは体質によって重大な副作用が起こることもありますので、専門家の指導のもとで行う必要があります。
もっと手軽にできるファスティングとして、14時間断食という方法もあります。
これは、1日の食事を10時間以内に終わらせて、残りの14時間は水分のみにするという方法です。
睡眠時間を換算できるので、朝食や夕食を抜くのがやりやすいですが、お勧めは夕食を抜く方法です。
腸は、夜寝ている間に1日の消化活動で残ってしまった食べかすなどをキレイに取り除く清掃を行います。
夕食を抜いておけば、寝ている間に清掃する分が少なくて済むので、よりキレイに掃除ができ、なおかつ腸自身が休む時間も確保できるので、腸内環境を整えるという意味では最適です。
なので、
- 現在の体組成(体重、体脂肪量など)
- 現在の体調(便通、睡眠の質、疲労感の有無、血流の状態、痛みの有無など)
- 現在の食事(食事量、食事内容、食材の質、食事の時間帯、回数など)
- 現在の運動習慣(運動量、運動内容、運動時間帯、運動頻度など)
これらを把握することによって、今の身体と日常生活に、食事が合っているのかを判断しないといけません。
つまり、何となく食べてるという状態からまず脱却することです。
そして分析!!
書き出した内容をもとに、自分の食事内容が今の自分の生活スタイルに見合っているのかを分析します。
分析していると、なぜ自分が今の体になったのかが理解できるようになってきます。
ここまでくれば、あとは対策!!
まずは腸内環境を整える食事に切り替えます。
これだけでも体重が落ちる人もいますが、便通が良くなるなど腸内環境が整ってきたら、少しずつカロリー量を意識していきましょう!